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阪神梅田本店「第25回 EGC展」お知らせ


第25回 EGC展

■2020年9月9日(水)~9月15日(火)

■阪神梅田本店 9階 美術画廊  

(最終日は午後5時閉場)

流川かずえ 約15点出品

全日程在廊予定(​在廊作家はマスク着用や検温、消毒を行います。)

現在コロナウイルスの影響で、どの展覧会にもなかなか足を運び辛いのではないかと存じます。

そこでこの度の展覧会では、会期中に動画サイトYouTubeで会場や作品の様子もご紹介する予定です。

YouTubeで【イレブンガールズアートコレクション】と検索していただれば動画サイトが出てきます。 ​

※状況を受け、変更などございましたら再度お知らせいたします。 ​

 

▶️流川かずえ 作品パンフレット

大阪には昨年末展示で行って約9ヶ月ぶりとなります。

私にとってEGC二年目の年に入りました。

このEGCの展示は今年で結成10周年とのことです。

自分の中では今期で卒業して今後活動できる様にとも考えています。

元々自立を目標にしているユニットなので、どのメンバーも一日でも早く卒業出来ればと考えているのではないでしょうか。

どんな状況でもベストは尽くして生きたいものです。

今回大阪らしいものも描きたいなと思って準備しました。

ピカピカの金箔に、食べたいなぁと思って描いたグルメたちに囲まれる、にんまりタイガーな猫ちゃん。

ちょっぴりファニーに仕上がりました。良いご縁があるといいなと思います。

ご来場される方はどうぞお気をつけて、お互い体調に無理なくいきましょう。

「Gurume de go!」2020

アクリル,金箔/B5

展示前にはまた作品解説ブログもアップできたらなと思います。

ブログカテゴリーの『もっと深掘り!イチ押し作品!』で過去の作品も載っています。

 

毎回展覧会前には各所にお知らせのお手紙を送らせていただいております。

普段は話せない様な本音を、手紙の導入で少しお話ししています。

今回は特別にブログ用に一部省略してスクロールの最後に公開します。

普段はあまり社会のニュースなどに触れてコメントをする事は少ないです。

感受性が凄まじいので、自分の中でセーブしていないと本当にメンタルが爆発しそうになるのです。苦笑

どんな憎いと思った人でも、目の前で困ってたらやっぱり「なした?」って声をかけたくなってしまうし

一方どうしてこんな理不尽な事が世の中には蔓延っているのか、正直者は馬鹿をみるのか、ダークネス、、と

腹立たしてくて無力で落ちそうになる時もあります。

この自己矛盾を行き来しながら、手元の鉛筆も揺れて右往左往します。

自分の作品のテーマを第三者に伝えるにあたって、今までは

「生きる」と共に「前向き」という言葉も多く使ってきました。

けれど最近はその言葉を使うにあたって、自分自身にうんざり嫌気がさしてきた部分がありました。

(勿論他の方がそう思ってくれるのは嬉しいことでもあるので変に気にしなくて大丈夫です!)

誰かに良くみられたくてそう言ってるんじゃないか。前向きという言葉を使って甘えてない?

暗い感情をなかったことにしようとしてないか。ここでまで人に壁を作ってしまうのか。

性格上 考えすぎも大方ありますが、綺麗事並べてアピールしてる気もしてこのままでは良くないと思ったのです。

そういった部分も踏まえて、今回は新たに自分の想いを言語化しました。

気付けばまた前置きが長くなりすぎてしましました。涙

読みたいよーという方はどうぞスクロールしてください。

最後になりますが、みなさんどうぞお体にはお気をつけて、無理しすぎずに過ごしましょうねー!

せばな☺︎

 

 9年前の東日本大震災の日、私は秋田の実家にいて東京への上京準備の最中でした。多くの方々が亡くなりました。悲しい事は重なるものでその一ヶ月後、何とか上京した私に祖父の訃報が届きました。 私は火葬に間に合わず、最後のお別れも言えないまま悔やみ切れない思いが今でも消えません。 今年に入りコロナウイルスの影響で多くの国の方が亡くなっております。そして今も私たちはは様々な思いを抱きながら生きています。私はお医者さんでもなければ、政治家でもない、何者でもないと無力感で一杯になった時期もありました。立場が変われば違う視点の思いが生まれる様に、今私には何ができるのだろうと思っています。

 

イレブンガールズアートコレクション(EGC)は今年10周年を迎える日本初の女性アーティストユニットです。私は今年で2年目になりますが、来年にはグループでの活動を卒業し学んだ経験を生かした自立を考えて動いています。

 

 私の作品は「死生観」を元に描かれています。一見すると人物画や動物画ですが、そんな中に様々な思いを込めて描写しています。強い光があれば闇が濃くなる様に、両方の感情を抱えながらも生きる人を愛おしく感じます。もし赦されるなら、良い時も悪い時も作品を通して寄り添う事ができたらと思います。作家として一人の人間として、こんなに嬉しい事はありません。

この様な大変な時期でのご案内になり恐れ入りますが、何卒宜しくお願い申し上げます。

流川かずえ

「Moonlight=Darkness」2020

アクリル,金箔,銀箔,赤貝箔/B3

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